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添乗員レポート

  2010年11月2日(火)〜11月8日(月)7日間
  「レバノン 巨大神殿バールベックと全ての世界遺産を訪ねて」
 添乗員: 添乗員 菅沼美奈子


                         
                         

かつては「中東のスイス」と呼ばれ、中東にありながら山・海・川・緑に覆われた自然豊かな国レバノンに行ってきました。 ここ最近は1970年代の内戦や、2006年のイスラエルによる空爆など物騒な情報ばかり日本のメディアによって伝えられてきました。 しかし近年になり、治安の回復は著しく世界各国から旅行者が訪れ、かつての賑わいを取り戻しています。


ヨーロッパとアフリカ、アジアの中間地点に位置し地中海に面しているレバノンは古代から交通の要所であり、 数多くの文明や統治者がこの土地を支配を求めて戦いました。首都ベイルート近郊には、ドックリバーというかつてエジプトとメソポタミアを結ぶ交通の要所があります。 紀元前1275年頃ラムセス2世がヒッタイトと行ったカデシュの戦いの帰還の際に残した碑文も発見されています。 さらに、ベイルートの北36KMに位置するビブロスでは、紀元前5000年頃から人々が住み始め、紀元前3000年頃、地中海交易で栄えたフェニキア人が最も歴史の古い都市国家を建設しました。 世界を股にかけたフェニキア人は、他にティールやサイダの町の建設もしました。聖書の英語名は「バイブル」ですが、ここビブロスが由来です。 またアルファベットの原型もフェニキア人によってつくられ、ビブロスから発掘されたアヒラム王の石棺に刻まれていました。


歴史だけではありません。アラブ料理の元祖はレバノン料理なのです。他国のアラビア料理と比べレバノン料理はとにかく種類が多く、新鮮な野菜やお魚も多く出ます。 「メッツェ」と呼ばれる前菜は少なくても、5〜7種類。メインは串焼きや地中海の幸をいかした魚料理、 デザートにはフルーツの盛り合わせをトルココーヒーとともに召し上がっていただきます。

岐阜県ほどの大きさの国ですので、各都市へベイルートから1時間〜2時間で到着し、山・海・高原とバラエティー豊かです。 ベストシーズンは暑さが落ち着く、 11月〜3月です。是非今こそ、レバノンに訪れてみてはいかがでしょうか。  


ビブロス

バールベック
2010年5月23日(日)〜6月4日(金)13日間
  「不思議な山・ネムルートと知られざる東トルコ周遊」
 添乗員:上田 竜介

⇒詳細のコースはこちら
                         
                         

「イスタンブールには何度も行った。それにエーゲ海周辺も満喫した」という方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、トルコの東部を訪れたという方はまだまだ少ないのではないでしょうか。華やかなイメージの西トルコとは違い、ほとんど観光客の姿を見る事がない荒涼とした土地に、民族興亡の歴史と、たくましい人々との生活が垣間見える東トルコ。トルコの新たな魅力に触れることができた13日間でした。


今回のツアーの最大の見どころは、やはりネムルート山の山頂から眺める日の出鑑賞。ネムルート山麓のホテルから、ネムルート山山頂を目指して朝の3時40分にホテルを出発(※日の出時刻は季節によって異なります。今回は午前5時頃でした。)バスで登山口まで行き、その後約30分の登山。そしていよいよ山頂へ。 「えっ、なぜこんな所にこんなものが・・・??」 そこには、世界の7不思議に続き第8番目の不思議と言われている、巨大な石造りの神像の頭部だけがごろごろと転がっている光景が広がっていました。刻々と上る朝日によって変わるその表情に、思わず息を呑みました。もちろん山頂から見渡す限り広がる雄大な自然景観も圧巻でした。


 そして東トルコの魅力はまだまだこれだけではありません。断崖絶壁の谷の奥にふと姿を現すスメラ僧院。現在アルメニアとの国境にまたがる、かつてのアルメニア王国の首都だったアニ遺跡。旧約聖書の「創世記」(第6-9章)に登場するノアの方舟が到着したと言われている名峰アララット山。そして琵琶湖の約6倍の大きさを誇り、エメラルドグリーンに光り輝くヴァン湖など見どころ盛りだくさんです。それに加えて今回のツアーでは、移動中に所々見える、ポピーやアイリスの美しい花々も私達を歓迎してくれました。


イスタンブールにエーゲ海と見どころが尽きないトルコ。ですが、この東トルコでは今までとは一味違った新しいトルコの魅力に出会えること間違いありません。是非1度訪れてみてはいかがでしょうか?  


ジェンデレ橋

スメラ僧院
2010年3月10日(水)〜3月19日(金)10日間
   「ペトラ・パルミラ・バールベック 中東3ヶ国 短期攻略」添乗員 工忠照幸

                    
                         

シリア・ヨルダン・レバノンといえば、まず何を想像しますか?テレビでいわ れている宗教問題、国境問題などなどいろいろあるかと思います。 ところが一度この地を踏むと、皆、その魅力の虜になってしまいます。今回はその魅力を発見できるツアーでした。


ヨルダンといえば、まずは世界遺産ペトラ遺跡。シークと呼ばれる岩の裂け目を進み、視界が開けたと思うと烽ウ約40mのエル・カズネ(宝物殿)が目の前に現れ、壮大さや美しさに目を奪われます。ペトラ遺跡には最盛期3万人が住んでいたため、多くの墳墓やローマ劇場などもあります。 もうひとつのヨルダンの見所は、死海です。世界で最も低い場所で、塩分が通常の7倍含まれているため、自然と体が浮きます。ここではホテルのプライベートビーチで浮遊体験やマッサージを楽しむ事ができます。


シリアは文化と宗教の十字路です。神殿、教会、モスク等はローマ時代の神殿がキリスト教へ、そしてイスラム教へとそれぞれの時代の建築技術をそのまま活かし(中には破壊されたものもありますが。。。)利用しています。そこにはたとえ信じるものは違えど、素晴らしい物を次の時代に残していこうという何千年もの間の人々の願いを感じることができます。そしてパルミラへ向う、砂漠の道は2000年前、中国から連綿とつづくシルクロードで、またローマ軍が半独立となったパルミラを制圧するために行進した道でもあります。 そういった過去の歴史に想いを馳せてみると窓から見える砂漠もまた違って見えます。  レバノンはやはり内戦のイメージが強いと思いますが、シリアから入国するととくに感じるのは緑の多さです。レバノンは自国でほとんどの果物や農作物をつくることができるほど土壌が豊かです。そのため国民の暮らしもよく、観光客を温かく迎えてくれます。


今回改めて実感したのは人々の笑顔とおもてなしの心です。誰でもすぐに“フレンド”に、そして2回目に逢った時には、もう“ベスト フレンド”です。壮大な遺跡だけでなく人々と触れ合える旅になること間違いありません。


バールベック

ペトラ